LINEデザイン

LINEデザイナーの収入や将来性は?相場や単価アップの方法も紹介

こんにちは!るちこ(@aineruchiko)です。

LINEデザイナーってぶっちゃけ稼げるのかな
LINEデザイナーの仕事って、将来性はあるのかな?

今回はこんなお悩みに対して、私の実体験をもとにお答えします。

筆者の実績

  • アルバイトからスタートした現役のWeb/LINEデザイナー
  • 現在はデザイン系の株式会社2社を経営
  • LINEデザイナー向け講座「LINEデザイナー養成講座」主宰

LINEデザイナーの収入

LINEデザイナーになるとどれくらい稼げるのか、気になりますよね。まずは、LINEデザインの単価相場と、実際どれくらいの収入が稼げるのか紹介します。

LINEデザインの単価相場

LINEデザインの単価相場は以下の通り。

  • リッチメニュー:1〜2万円
  • リッチ画像:5〜8千円(カルーセル1〜2千円)
  • 回答フォーム2〜3万円(LP風は3〜5万円)

リッチメニューは3万円以上にしているところも多く、スキル次第でさらに単価を上げられるでしょう。画像一枚を作る仕事の中では、比較的高単価が見込めるお仕事です。

LINEデザインで稼げる収入

LINEデザイナーとして活動する人の中には、副業で月20万円以上稼ぐ人もいます。クライアントさんが求めるデザインが作れ、紹介や別アカウントの制作依頼を受けるようになれば、さらに大きな収入を挙げられるでしょう。

実は、LINEデザイナーは、継続した依頼に繋がりやすいという強みもあります。

LINE公式アカウントは作ったら終わりというわけではありません。毎月、お客さんに一定数配信し続けて、商品やサービスを思い出してもらう必要があります。このときにも、リッチ画像を依頼されます。

更新をまめに行っているLINEアカウントの場合、キャンペーンやお知らせの画像が毎月依頼され、安定収入になりやすいのも特徴です。

LINEデザイナーの仕事に将来性がある理由

単価が高めなLINEデザイナーのお仕事。実は、将来性もあり、これから勉強しても十分に間に合います。

将来性があるといえる理由は主に2つ。

  • LINE公式アカウントの需要が伸びているから
  • LINEデザイナーの数が少ないから

それぞれ、さらに具体的に解説します。

LINE公式アカウントの需要は伸びている

LINE公式アカウントは、

  • 個人でも100個までアカウントが作れること
  • お客様がリピーターになるなど集客効果が高いこと

から人気があります。

2021年段階でもアカウント数は33万を突破しており、今も需要が右肩上がり。このLINEアカウント向けにデザインを作成するLINEデザイナーも、需要がどんどん増えています。

LINEデザイナーはまだまだ足りていない

LINEを特化したデザインができるデザイナーはまだ少ないのが現状です。

例えばリッチメニューは、登録しているプランによってボタンをおける位置が変わります。このようなLINEの知識を持っていなければ、LINE上で使いやすいデザインを作れません。

一般のデザイナーさんは、このようなLINEに特化した知識を持っていない方も多いです。依頼者からすると、LINEならではの条件も最初から理解していて、使いやすいデザインを作って欲しいと思うもの。

だからこそLINEデザイナーが求められており、ライバルの少ない今こそがチャンスなんです。

LINEデザイナーで収入アップする7つの方法

LINEデザイナーとして活動を始めたけれど、まだ相場より安い価格でお仕事を受けている方もいますよね。また、すでに稼ぎ始めているからこそ、さらに収入を上げたいという方もいるでしょう。

ここでは、LINEデザイナーとして収入を上げるために必要なことを7つ紹介します。

  1. クライアントワークの力をつける
  2. デザイン力を磨く
  3. LINEの最新知識を知る
  4. LINEマーケターさんとつながる
  5. 営業力をつける
  6. 作れるデザインの幅を増やす
  7. 提案力をつける

ぜひ、一つずつできることを増やし、売れっ子LINEデザイナーを目指しましょう。

1. クライアントワークの力をつける

人気のLINEデザイナーになるために必須なスキルが、クライアントワーク力。実は

  • スキル9:クライアントワーク力1
  • スキル5:クライアントワーク力5

のデザイナーでは、クライアントワーク力が高い方が重宝されます。

クライアントワーク力とは、以下のような力のこと。

  • コミュニケーションコストが低い
  • レスポンスが早い
  • 伝えたいことが簡潔に伝わる

クライアントさんがやり取りしやすいように気配りをしましょう。また、丁寧さや思いやりといった人間的な魅力を磨くことも大切です。

2. デザイン力を磨く

いい仕事をすると、リピートの発注や紹介が増えてきます。他の人にもうお願いしたくない、あなたにお願いしたいと思ってもらえるように、デザイン力も磨き続けましょう。

紹介が増えて引っ張りだこのLINEデザイナーになれば、営業する時間を減らしてその分デザイン制作ができるので、収入も増えていきます。

3. LINEの最新知識を知る

LINEは今も進化し続けており、機能追加やアップデートが繰り返されています。例えば2023年には以下のような変更がありました。

  • メンバーシップ機能追加
  • クーポンのQRコード化
  • リッチメニューの複製機能追加
  • ステップ配信のテンプレート提供
  • LINE広告の配信場所の追加

アップデートのなかで、デザインに影響する新機能が出てきたり、新たにあしらいをつけられる部分が増えたりする可能性があります。

このようなアップデートを早く把握しておくと、クライアントさんの最新機能に関する依頼にもすぐに答えられ、他のLINEデザイナーと差が付きます。また、自分から新しくデザインを入れないか提案できる可能性もあるので、常に情報を仕入れる癖をつけましょう。

4. LINEマーケターさんとつながる

単価の高いお仕事は、LINEマーケターさんが持っていることが多いです。ココナラなどのスキルシェアサイトは一般的に価格が安いため、初心者向け。お仕事に慣れてきて、さらに収入を伸ばしたいならマーケターさんとぜひ繋がりましょう。

LINEマーケターさんと出会える場所は、たくさんあります。

  • LINE関係のオンラインセミナー
  • SNS(Twitter、Instagram)
  • クラウドソーシング
  • ビジネスマッチングサイト
  • オンラインサロンのオフ会
  • 講座の勉強会

普段からSNSなどで作ったデザインを発信しておくと、つながるチャンスが増えますよ!

5. 営業力をつける

オフラインでもオンラインでも、営業力をつけることは大切です。クライアントさんと話した時に「この人にお願いしてみたいな」と思ってもらえなければ、仕事はいただけません。

ちなみに、営業力とは押し売りをする力ではありません。知り合って1分も立たずに「私こんなことができるので、依頼してみませんか?」と言われたら怖いですよね。

まずは相手のことを知るための対話をすること。そして、相手の悩みを解決できることをわかりやすく伝える力が必要です。

6. 作れるデザインの幅を増やす

LINEデザインで安定した依頼を受けられるようになったら、さらにデザイナーとしての幅を広げていくのもおすすめです。

例えば、セミナースライドも作れるデザイナーになれば、依頼は増えます。LINE公式アカウントからセミナーを紹介し、講座を売りたいクライアントさんの場合、スライドづくりまで一括してお願いできる方が嬉しいからです。

また、LINEに登録してもらうためのLP(広告用の縦長のページ)を作れるようになるのもおすすめ。LINE公式アカウントを作る人が、ほかにどんなデザインを求めているかを考えると、ヒントが見えてきます。

LINE以外のものも含め、複数のデザインをまとめて受注できると、一人のクライアントさんからさらに多くの報酬を受け取れるようになります。

7. 提案力をつける

公式アカウントは、商品サービスの集客や売上に大きく影響します。そのため、より効果が出せるように工夫してデザインを作りたいと考える人が多いです。

より効果が出るデザインを提案していければ、そのデザイナーさんは手放したくないと思うクライアントは多いもの。相場より高値であっても、依頼をしてし続けてくれるでしょう。

このように、クライアントさんのことを考えた提案ができるLINEデザイナーは、収入が上がっていきます。

LINEデザイナーで収入を上げるために求められるデザインスキル

依頼が絶えないLINEデザイナーになるには、以下のデザインスキルを身に着けましょう。

  1. アカウントの世界観を反映すること
  2. ターゲットに合ったデザイン
  3. タップしてもらいやすいデザイン

これからLINEデザインを学び始める方は、ぜひ参考にしてください。

アカウントの世界観を反映すること

LINEデザインにまず求められるのが「世界観」の反映です。具体的には、LINE公式アカウントで紹介する商品やサービスのイメージに合わせたデザインが求められます。

例えば、無印良品をイメージしてみてください。シンプルでナチュラルな雰囲気だなと思う方が多いはず。それなのに、公式アカウントのデザインがカラフルでポップだったら、違和感がありますよね。

このように、LINEデザインでは商品・サービスや、運営している人のイメージに合わせることが求められます。

テンプレートでは世界観を十分に反映できないからこそ、お金を払ってデザイナーに依頼してくれます。その期待に答えるように、デザインを作り込むことが必要です。

ターゲットに合ったデザイン

先程伝えた「世界観」を意識した上で、LINEに登録してくれた人たちが好むデザインを作る必要があります。

  • 50代の管理職
  • 20代2児の母
  • 男子高校生

では、ステキだなと思うデザインは変わるはず。

LINEを実際に登録してくれてサービスを買いそうな人に合わせた、色や雰囲気を選ぶ力が求められます。

ターゲットに合わせたデザインを知るには、さまざまな事例を集めるほか、雑誌を見るのもおすすめです。

タップしてもらいやすいデザイン

LINEデザイナーとほかのデザイナーとで差が付きやすいのが、「タップしやすいデザインかどうか」です。

LINEのリッチメニューは、実際にタップしてもらわないと意味がありません。そのため、文字が読みやすいことはもちろん、ボタンが押せそうに見えること、そして押したら何が起きるのか想像できることが求められます。

LINEデザイナーとして初めての収入を得る方法

これからLINEデザイナーを目指す方は、実際に手を動かして制作物を作ることから始めましょう。

デザインを学び、架空のものを作ってみたり、無料で仕事を受けてみたりするところからでOK!見せられる制作物を作ればクライアントさんもイメージが湧き、依頼しやすくなります。

最初は以下のようなアイデアを形にするのがおすすめです。

  • 自分や家族の務める会社のサービス
  • 自己紹介用アカウント
  • 好きなサービスや通っているお店のアカウント

お題は身近に溢れているので、探してみるといいでしょう。

LINEデザイナーは将来性あり!単価も高めでおすすめ

LINEデザイナーは、需要が高く将来性もありです。

今もLINE公式アカウントが増え続けており、LINEデザインができる人は少ないため、単価も比較的高いところも魅力的。気になっている方は、早めに勉強を始めるのがおすすめです。

LINEデザイナーをこれから目指す方は、LINEデザイナー養成講座もぜひご活用ください。LINEデザインの作り方はもちろん、課題の添削で実践的なスキルを学べる講座で、稼げるレベルまでしっかりサポートしていきます。

より詳しい内容を知りたい方は、こちらのページもご覧ください。

LINEデザイナー養成講座